2017年10月03日
お焚き上げは古くから伝わる日本の伝統文化
お焚き上げというのは日本に古くから伝わる伝統文化の一つです。故人が亡くなられて遺品を整理する際に、故人が使っていた大切な物などはごみとして捨ててしまうというのはどこかで後ろめたさがあります。しかし、いつまでもすべてのものを残しておくという事は不可能です。
そのためらいのあるものをお焚きあげすることで供養します。例えば、仏具や数珠などもあてはまります。また年賀状や手紙などや故人のコレクターしていたものなどもその対象物となります。最近ではインターネットが普及したこともあり、個人情報の処理もとても重要な課題です。
スマホやパソコンなどの機器を正しく処理するための業者もいます。覚えておきましょう。これらを行うタイミングに関してはそれぞれですが、一般的には葬儀を終えて四十九日の法要が済んだ時や、一周忌というタイミングで行う方が多いようです。
一度は魂を込められたたもです。それを燃やすことによってその力を浄化するという意味合いがありますので躊躇うことはありません。早く処理をすればそれだけ故人の供養につながるという考えもありますので安心しましょう。
中にはお寺でもお焚きあげができないものもあります。故人が使用していた日用品などもあてはまります。その場合には自宅での処分が必要ですが、正しい知識を持っておきましょう。一般ゴミとして捨てることに抵抗を感じる人が多くいるでしょう。自宅で清め塩をしてから一般ゴミとすることで、きちんと浄化して処分することができます。