2018年04月02日
この車も時代の変化で様々なスタイルに
葬儀を行うには霊柩車の存在が欠かせません。この車は火葬場へ遺体を運ぶため専用の車で、昔は宮型と呼ばれる外見が派手な装飾でできてるのが一般的でした。けど21世紀以降は時代を反映してか、派手な外見の車を見かけること自体がタブー的な風潮となってしまい、現在は外見が派手な装飾をしていない洋型が一般的となりました。
けどその洋型も細かく見ると徐々にそのスタイルが変化しています。初期の洋型は人間が乗り込めるのは運転席と助手席しかなく2人だけでした。しかし2010年代になるとリムジン型が徐々に増えてきています。リムジン型は後部座席にも乗り込める車で、これにより生きてる人間は運転席を含めて5人乗りとなってます。
後部座席にも座席が設置されたので車体長はさらに長く8メートルほどとなります。さらにリムジン型の一部は車体の塗装が黒色だけでなく白色など黒以外の塗装も増えつつあります。なおこの霊柩車を告別式当日に利用する場合に気を付けることは、火葬場からの復路です。
というのは火葬場から戻るときには乗せてもらえません。ということで少なくてもお通夜の段階で同行するマイクロバスの人数には霊柩車に乗り込む喪主家族の分も含めておかねばなりません。そうしないと火葬場から戻れなくなってしまい、タクシーとか誰かの車で送り迎えする羽目になるからです。