中年が教える葬儀の知識ブログ

2018年06月24日

遺族として抑えておきたい挨拶のマナー

喪主は葬儀で参列者に挨拶をしなければなりません。葬儀での挨拶は1分から3分程度にまとめるのがマナーでしょう。緊張するかもしれませんが、事前に紙に書いた文を、ゆっくり読み上げる形で大丈夫です。内容は、まず最初に妻や夫、長男といったような自分と故人との関係を告げて、弔問への礼、生前の礼を伝えるのが基本です。

途中、故人を偲ぶために人柄がわかるようなエピソードを挟み、今後も力添えをもらえるようお願いをして終わるのが一般的です。決まり文句で構わない部分もありますが、故人のエピソードに関しては自分自身の言葉で伝えて下さい。

例えば、まじめで仕事一筋だったけれど、家ではとても明るく優しい人だったといったように、遺族だけが知る人となりのわかるエピソードなども良いでしょう。葬儀社に依頼する場合、挨拶の内容も相談に乗ってくれるのが一般的なので、アドバイスをもらうのも良いでしょう。

特に、使ってはいけない忌み言葉がありますので、そうしたマナー面でチェックをしてもらうのは大切です。ますますや重ね重ねといった言葉の他にも、生きる死ぬといった直接表現も避けるべきとされています。迷うや死苦といった言葉も忌み嫌われますので注意しましょう。挨拶のタイミングは火葬場へ向けて出棺する前になります。


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