中年が教える葬儀の知識ブログ

2018年11月03日

決まった形式が用意されていない生前葬

最近、生前葬という言葉を聞く機会が増えてきました。この言葉からもわかるように死ぬ前の生きている間に行われる葬儀のことで、特に決まった形式があるというわけではありません。主催者の要望に基づいて自由な内容で執り行うことができるという特徴があります。

ある葬儀会社でこれまでにどのような生前葬が実施されたのか確認してみると、主催者や招待客によるスピーチや会食、スライドの投影やプレゼントの贈呈、カラオケなどの余興や好きな曲の鑑賞などが行われたということです。

故人を思って悲しみにくれる一般的な葬儀とは違い、どちらかというとパーティーのように楽しめる要素もあるということがわかります。しかしその内容は主催者によって大きく異なるものであるため、生前葬に招待された場合には事前にどのような服装をすれば良いのかといったことを主催者に確認しておくことをおすすめします。またたとえこのタイプの葬儀を事前に挙げていたとしても、実際に主催者が亡くなると火葬をしなければなりません。このタイプの葬儀を挙げておきたいと強く希望するのであれば、実際に亡くなったときにはどのようにしたいのかについても家族と話し合っておくことをおすすめします。


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