中年が教える葬儀の知識ブログ

2018年11月16日

四十九日法要のマナーを知っておこう

大切な家族が亡くなるとお通夜や告別式などの葬儀を行ってから、火葬をして荼毘に付しますが、初七日や四十九日法要が控えているため、遺族や喪主は忙しい生活をしています。亡くなった日から数えるため、四十八日目に四十九日法要を行うのが一般的です。

仏教の場合はこの日を境に忌明けをします。故人にとっては大変重要な法要になっており、白木の位牌から本位牌に代わるため、本位牌の製作が間に合うように手配をしておく必要があります。寺院の檀家になっている場合は、僧侶に自宅やお墓で読経をしてもらいます。

遺族や親族でお墓参りが終わってから、会食をします。四十九日法要は平日の場合は、親戚や親族の都合が悪いことも多いため、土日を利用して会食をすることが増えています。以前の日本では自宅で会食をするのが一般的でしたが、現代は斎場の一室を利用したり、飲食店を予約するご家庭が増えています。法要に出席をする時は、男女共に黒の喪服を着用することが大事です。男性の場合は黒のネクタイや黒の靴下を着用して、女性の場合は暑い時期でも黒のストッキングを着用するのがマナーになっています。宗派によっても多少の違いがありますが、会食の時間は2時間前後になっています。


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