2019年01月21日
社葬の主な特徴および個人葬との相違
社葬とは、社長もしくは会長など、会社組織の代表者であるとか、創設者の様に実績を挙げた人などが命を落とした場合に取り組む葬儀になります。遺族及び会社サイドが足並みを揃えて実施しますが、運営、あるいは費用の分担につきましては、原則として会社サイドが負担することになります。
主として一流会社で開催される割合が高いです。会社組織全体で亡くなられた方を偲び、会社内外から関係のあった方が訪れることから、参列する者の数が数百人をオーバーすることもあります。特徴として、運営を行なって費用を負う施主を会社サイドが負担するといったところにあります。
それに対し、遺族の代表者の喪主に関しましては、オーソドックスな個人葬のように、故人のファミリーなどが務めることになります。社葬においては、こうした両者が会社サイドと親族おのおので分かれることが特色になります。施主は、葬儀トータルの事前準備や運営を手がける人のことを意味します。オーソドックスな個人葬においては、故人の配偶者並びに長男などが喪主を務め、施主として運営も務めることが大半です。社葬におきましては会社組織が施主となりますが、代表者として葬儀委員長をセッティングします。