中年が教える葬儀の知識ブログ

2019年04月20日

会社にも遺族にもメリットあり合同葬を選択する理由

合同葬を選択する理由ですが、遺族と会社との合同で行う葬儀をすることで、社会的にも影響を与えることになるためです。企業側にも遺族にとっても合同でお葬式を出すメリットがあるやり方であり、コストと時間の削減にもなります。

合同での葬儀にかかる費用はかなり高額になりますが、そのレベルのお葬式を個人で全て賄うとなると、かなり経済状態の潤っている家庭でなければ難しいです。金銭的に余裕のない家庭でないと、大きなお葬式を出すことは出来ません。

でも会社と遺族との合同であれば、お葬式の費用も片方が出すわけではなく折半です。それどころか企業の規定によっては、葬儀費用はすべて経費で落とせる可能性もあります。葬儀準備は手間暇時間がかかりますが、故人ではなく会社の協力がありますので、かなりの時間短縮で準備を進められますし、動いてくれる会社の人間は手慣れている人も多いので心強いです。

会社側が合同でお葬式を出したいと考えるのは、税制上でも得をするためであり、企業収益から差し引いて税金を減らすことにもつながります。お世話になった故人が働いていた会社の人間たちと、遺族は交流を図る良いチャンスです。大規模な葬儀を出すことになるのが合同葬なので、企業のことを社会に広くアピールできます。


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