2019年04月30日
宗教に合わせたマナーで参列しよう
亡くなった相手がキリスト教である場合には、教会でお葬式を行うことがあります。参列する側の宗教にかかわらず、マナー違反にならないようにすることが大切です。日本国内にも葬儀を行う教会は多数あり、信者以外であっても参列することは可能です。
服装に関しては、仏教や無宗教の葬儀と同じように黒い礼服であれば参列することが出来ます。大まかに分けて、キリスト教といってもプロテスタントとカトリックに宗派が分かれています。プロテスタントは牧師さんが式を執り行い、カトリックでは神父さんが式を執り行うのが違いです。
カトリックの特徴としては、念珠の代わりにロザリオを持つことですが、葬儀用のロザリオを持っていない方も多くいます。その場合は、念珠などを持っていくのではなく手には何も持たずに参列するのが一般的です。信者の女性は黒いベールを頭にかけて参列する方もいますが、洗礼を受けていない場合や信者でない場合はかけなくても大丈夫です。
御香典の袋はキリスト教向けのものがコンビニなどにも売られているので、それらを使用するようにします。基本的には仏教の念珠を持たないことと、御香典の袋の種類だけ気をつければマナー違反にならず安心です。