2019年06月06日
祭祀へのお礼の意味から宮司に渡す謝礼
葬儀後にはお世話になったことへの感謝として、宮司へのお礼をしますが、謝礼を渡すのが一般的です。御祭祀料と書くことが多いですが、お玉串料と書いても構いません。神様への祭壇へのおそなえの代わりという意味があるのがお玉串であり、香典の表書きで使用されることもあります。
御祭祀料は、謝礼の表書きにも頻繁に使われるパターンです。薄墨で書くのが香典ですが、謝礼の際には濃い墨を使い書くことです。祭と書くのが葬場祭でも通夜祭であっても神式では一般的であり、神の元に帰ることへの祝いの意味を持ちます。
不祝儀袋として使うのは白い封筒であり、謝礼を入れる封筒の選び方としては白です。黄色と白の水引きのみの使用であり、不祝儀袋の表を見た際に柄のないタイプを選びます。地域により違いがありますが、黄色と白の水引きがあってもそれは選びません。
もしも不祝儀袋が無い際には、通常の白い封筒に謝礼を入れても大丈夫です。神式では蓮の柄が付いた不祝儀袋は使用ができませんが、仏式の場合であれば使用をしても構いません。中身のお金を浄化できると言われるのは、水引きの特徴でもあります。神職1人に対して1日祭をする際には、謝礼は10万年が相場です。