中年が教える葬儀の知識ブログ

2019年09月20日

故人選曲の音楽を葬儀のBGMに流そう

最近のお葬式は、さまざまな形があります。たとえば、宗教に関する作法などを全く入れないお葬式の形です。仏教はお経をあげるのが一般的ですし、キリスト教などは賛美歌を歌うのが一般的です。でも、無宗教によるお葬式は、そのような一般的なものが全て省かれて執り行われる場合が多いです。

ちなみに、最近多いのが、好きな音楽をBGMにして執り行う葬儀です。歌声が入っていないインストルメンタルはもちろんのこと、歌声が入っている曲を選ぶ人も増えてきていて、献花や出棺のときの他にも式の始まる前などに流します。

故人が生前好きだった曲はもちろん、故人を偲び捧げたい曲などを自由に選曲し、BGMとして使用できるので、思い出深いお葬式にしたいときにも適しています。また、今はエンディングノートを作成する人が多く、自分のお葬式に関する希望を記し残している人も増えていると言われています。

その希望の中に、お葬式に流してほしい音楽を記載している場合がありますので、そのときは故人が選んだ曲を流してあげると良いでしょう。故人選曲であれば、遺族が曲を選ぶ手間が省けるので、お葬式の準備もスムーズに進めることができます。

故人が音楽をこよなく愛していた場合は、きっと嬉しいお葬式の形だと思うので、お葬式を依頼する葬儀業者に相談してみると良いでしょう。


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