2019年10月09日
仕事上で取引先の葬儀に参列する際のマナー
仕事上の取引先の関係者やそのご家族にご不幸があった場合、仕事として葬儀に参列するケースもあるでしょう。営業職の方などであれば、同社の担当者とその上席クラスの職員が参列します。また、会社名で弔電を打ち、供花をお贈りすることが多いです。
参列にあたってのマナーは、一般的な葬儀に参列する時と変わりませんが、仕事中に急に駆け付けなければならない時には、必ずしも礼服でなくともスーツで参列しても構いません。大切なのは、弔意をいち早くお伝えすることだからです。
ただし、注意しなければならないのは、密葬として執り行われる場合です。密葬の場合には、親族などのごく親しい方を除いて、仕事上の関係者などの参列は断られてしまいます。いち早く駆け付けることは大切ですが、密葬と知らずに参列してしまうと、かえって失礼にあたるので、事前に参列して良いか確認しておくことが必要です。
もっとも懇意にしている取引先であれば、葬儀を執り行う旨をFAXなどで一斉に知らされることもあります。その文面の中に、参列や香典の受け取りを辞退する旨が記載されている場合には、先方のご意向に従うようにしましょう。
そして、後日取引先を訪問する際に、お悔やみを申し上げると丁寧です。