2019年10月15日
葬儀でBGMを流すときに知っておきたいこと
近年、葬儀の形が多様化して、予算に合わせて希望に合ったお葬式を執り行えるようになりました。また、時代とともにマナーやしきたりも少しずつ変化してきて、今では葬儀でBGMを流すのが一般的になったと言われています。
実際にお葬式で音楽を流すときは、選曲はもちろんのこと、BGMを流すタイミングなど、マナーを守って一つひとつ決めていくことが大切です。たとえば、葬儀の中でBGMを流せるタイミングは、式前や献花をするとき、故人の人柄や人生を紹介しているときなどいくつかあります。
その中から、最も適しているというタイミングで音楽を流せば失敗することがありません。ちなみに、中でも近年特に増えていると言われているのが、出棺のときに音楽を流すケースです。故人と家族、友人との思い出の曲など、じっくり選んで最も適したタイミングで流すようにしましょう。
もしも故人がエンディングノートなどにお葬式に流してほしい曲を記していた場合は、迷わずその曲を流してあげましょう。故人選曲の一曲は、家族や親族、友人にとっても大切な曲になります。もしも特に希望している曲がなかった場合は、生前に故人が気に入ってよく聴いていた曲を流すのも一つの方法です。