2020年04月26日
一周忌の親族への連絡のマナーとは
身近な人の死は大変悲しいことですが、人は誰もが最後の時を迎えるタイミングはやってくることであり、避けることはできません。その時には葬式を執り行うことになりますが、葬式が終わればそれで終わりというわけではなく葬儀から一年という大きな節目となる法要として一周忌があります。
一周忌には親族や故人の友人、知人など幅広い人に足を運んでもらうことが一般的です。通常祥月命日に執り行いますが、日程の関係で難しい場合には前倒しにして行うことが基本となっています。命日の後に行うことは通常ではないことなので、気をつけておきましょう。
一般的には七回忌までとなっていましたが、近年では三回忌までは法要や法事は親族にも声をかけるケースが増えています。葬儀に参列してもらった人には声をかけることが基本と言うばかりではなく、どの範囲まで呼ばなくてはならないという決まりがあるわけではありません。
親戚には連絡することがマナーと言えますが、親戚付き合いが軽薄になりつつある今の時代では必ずしも声をかけて参列してもらうばかりではなくなりました。家族葬など規模の小さな葬式が増えており、葬式の自由度も高まっている今の時代だからこそ一周忌も自由度は高まっています。