2020年10月10日
一周忌の法要に関するマナーを知っておこう
葬儀を行った後は、四十九日の法要をはじめ、いくつかの法要が執り行われます。中でも特に大切だと言われているのが、一周忌の法要です。故人が亡くなって一年という節目に行われる法要が一周忌で、四十九日と同様に重要な意味を持っています。
遺族から連絡を受けたら、香典または供物を持参しましょう。ちなみに、一周忌では香典を供物料といい、相場が決まっています。一般的には、血縁者は1万円から3万円、友人や知人の場合は5千円から1万円が相場だと言われています。
自分と故人との関係性を確認した上で、包む金額を決めましょう。ただ、あらかじめ会食に参加する予定があるときは、1万円ほど多く包んでおくのがマナーです。供物料を入れるときは、黒白または黄白の色で、結び切りになっている水引を選ぶのが一般的です。
そして、もう一つ頭に入れておきたいのは、葬儀に参列するときと同じように、喪服を着用するのも大切なマナーだということです。男性は黒いスーツに白いワイシャツ、黒のネクタイを合わせます。女性は黒いスーツやワンピース、アンサンブルを選び、アクセサリーは結婚指輪のみ身につけます。ただ、一連の真珠ネックレスはマナーに反することがありませんので、アクセサリーを身につけたいときは頭に入れておきましょう。ちなみに、供物を持参するときは、旬の果物や日持ちのするお菓子を選ぶのがマナーです。