中年が教える葬儀の知識ブログ

2017年07月31日

直葬を執り行うメリットと留意すべき点

ここにきて、スケールの大きい豪勢な葬式でなく、直葬を選び出される人が随所に広がっています。直葬と言いますのは、通夜式、あるいは告別式といった儀式を省略して、親しい人数名によって火葬に限って行う葬儀のことを意味します。

名称は異なりますが火葬式に関しても同様です。古くからの葬式のスタイルにこだわらない方が増加傾向にある事が非常に大きな理由という可能性があります。しかしながら、直葬に関しましてはあらかじめ中身を確かめて検討をしておかないと、後々にトラブルになることも考えられるため気を付ける必要があります。

直葬の利点としまして、必要となる費用を減らせることがあげられます。オーソドックスな葬儀で実施される通夜式、あるいは告別式、読経などを行わないことから、費用的な負担を抑制することが実現できます。それに加えて、参列者に関しての対応そのものが不要になります。

直葬につきましては家族や身近な人に限られた少人数で実施するため、たくさんの参列者に対しての挨拶であるとか、受付係の設定などが不要です。その上、香典をいただいた人への香典返しであるとか、手伝って貰った周囲の方への挨拶回りなど、後の応対に関しても必要最小限で済むことになります。

その影響で、気持ちの負荷も少なくできます。直葬の留意点としまして、ご親族の理解を頂く必要があります。直葬と言いますのは、オーソドックスな葬儀と異なります。結果として、後にトラブルに巻き込まれないように、親族に対しましてしっかりと伝達し、理解を得ることが重要です。


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