中年が教える葬儀の知識ブログ

葬儀形態には様々なタイプがあるため、好きな方法を選んで遺書に残しておくことをおすすめします。スタンダードな葬儀として挙げられるのは一般葬や家族葬です。一般葬は交友関係が広い人や大規模で華やかなものが好きだという人に適していると言えます。

また家族葬は落ち着いて身内だけで故人を送りたいという場合や、故人が高齢であったため参列者が少ないという場合に適しています。さらに宗教にこだわらない無宗教葬も人気を集めつつあり、最もシンプルなタイプとして直葬があります。

通夜や告別式を行わずに火葬だけを行うタイプで身内だけで行われ、近年多くの人々によって利用される傾向にあります。費用を最も安く抑えることができるというメリットがあり、家族だけでゆっくりと故人を送りたいという人に適しています。

音楽葬と呼ばれるものもあり、お経を読む代わりに故人が好きだった音楽を流したりして故人を見送る葬儀です。無宗教の人や仕事で音楽に携わっていた人、趣味で音楽が大好きだった人々から支持されている形態です。特殊なものとしては生前葬があり、自分の葬儀に出席して自ら別れのことばを述べることができるというものもあります。

自分の葬式に対して強いこだわりがある人などに向いています。自然葬は自然に還してほしいという希望を持っている人におすすめで、海や山といった自然に散骨するという形態です。宇宙葬というものもあり、遺灰をカプセルに入れてロケットで打ち上げるというタイプもあります。