葬儀のセレモニーや火葬料の相場を把握しよう
葬儀のセレモニーや火葬料の相場は、各地域の事情やサービスの内容などによって大きく異なるため、早期に信頼のおける業者に相談をすることがおすすめです。中でも、良心的な価格で様々なタイプの葬式の手配をしてくれる業者については、多くの地域住民の間で需要が高まっています。また、葬式に必要な費用の支払い方については、一般の消費者にとって理解しづらいところがあるため、余裕を持って担当のスタッフに質問をすることが大切です。
四十九日法要のマナーを知っておこう
大切な家族が亡くなるとお通夜や告別式などの葬儀を行ってから、火葬をして荼毘に付しますが、初七日や四十九日法要が控えているため、遺族や喪主は忙しい生活をしています。亡くなった日から数えるため、四十八日目に四十九日法要を行うのが一般的です。仏教の場合はこの日を境に忌明けをします。故人にとっては大変重要な法要になっており、白木の位牌から本位牌に代わるため、本位牌の製作が間に合うように手配をしておく必要があります。
葬儀の会食に必要な1人あたりの費用目安
葬儀での会食の費用の相場としては、精進落としの料理はおよそ1人で3千円から8千円ほどです。仕出し弁当店に依頼をすることもあれば、懐石料理店への注文で運んでもらうなど手配は様々ですが、ほとんどの場合は葬儀会社がこうした手配をします。大勢の人数をもてなすのであればあまり無理な金額では支払いも大変になるため、1人につき4千円から5千円くらいの食事を用意するのが妥当です。通夜ぶるまいでも食事を出しますが、昔とは違い通夜ぶるまいの場合は軽食などが多く、精進落としを出すほうが値段は高めの設定になります。
決まった形式が用意されていない生前葬
最近、生前葬という言葉を聞く機会が増えてきました。この言葉からもわかるように死ぬ前の生きている間に行われる葬儀のことで、特に決まった形式があるというわけではありません。主催者の要望に基づいて自由な内容で執り行うことができるという特徴があります。ある葬儀会社でこれまでにどのような生前葬が実施されたのか確認してみると、主催者や招待客によるスピーチや会食、スライドの投影やプレゼントの贈呈、カラオケなどの余興や好きな曲の鑑賞などが行われたということです。